youtubeの動画です。
記事でも簡単にまとめたつもりですが、ぜひ視聴してみてください。
最近、子供の奇声には甘いものが関わっているという話を紹介しました。
これは以下のようなメカニズムが考えられました。
- 甘いものによって上昇する血糖を抑えようと、インスリンが過剰分泌する
- 下がりすぎた血糖を上げようとアドレナリンの分泌が増える
- アドレナリンは闘争や逃げることを司るため、キレる、パニックの状態になりやすい
それで甘いものはやめたほうが良いということでした。
私は現在甘いものをあまり摂らないので、実際やめるにはどうしたらいいのかというのを深く考えていなかったのですが、ちょうど今回紹介した動画が目についたので見てみました。
今回紹介する動画では根性論や意思の強さに頼ることを否定しています。
動画ではエネルギー産生の視点から甘いものをやめる方法を考えています。
身体のエネルギー産生方法は大きく分けて2つ存在しており、動画では「小さな工場」と「大きな工場」と呼んでいます。
「大きな工場」はミトコンドリアのことだそうです。
糖を使ってエネルギーを産み出す「小さな工場」に比べて、主に脂肪を用いるミトコンドリアは最終的に18倍のエネルギー(ATP)を産み出すそうです。
甘いものがやめられない人はミトコンドリアの量や稼働が十分ではなく、エネルギー不足になっているそうです。
なぜミトコンドリアが稼働していないか。
ミトコンドリアの構成や稼働に必要なタンパク質、ビタミンB、鉄、マグネシウムなどの栄養素が足りていない。
- 栄養不足によりミトコンドリアによるエネルギー産生が不足する
- 糖を利用したエネルギー産生だけでは不十分
- エネルギー不足で甘いものを強く欲するようになる
ミトコンドリアのエネルギー産生が不十分なままだと、上記の2と3が繰り返される。
ですから、必要な栄養を満たしてミトコンドリアが働ける環境を作り、十分にエネルギーが作られることで、甘いものを自然とやめられるということでした。
私の経験でタンパク質・ビタミン・ミネラル含めて栄養をしっかり摂りだしてから異様な空腹感に悩むことが減ったことがあります。
今回の動画のような言葉で述べれば、栄養状態が改善したことでミトコンドリアが増殖・活性化してきて、エネルギーがより沢山作られるようになったということかもしれません。
甘いものをやめるという切り口でしたが、いかに栄養状態を良好に保ち活動エネルギーを得るかという話の一貫と言えます。
Colin BehrensによるPixabayからの画像 |