今や3Dプリンター技術を活用すれば500万円そこらで家が建つそうです
人件費9割以上カットというすさまじい数字を見ました
これは消費者としては助かるし、企業も間違ったことはしていません
ただし、重大な懸念として社会システムがこのような状況に追いついていないことがあります
要は、人件費を削れば購買力も失う社会構造なので、商品を売り買いするのが難しくなるわけです
9割人件費カットなら消費者が使えるおカネも9割失われるのです
例え完全自動化で人件費をゼロにしたとして、じゃあ誰が買えるのか?
このあたりの問題を多くの人が無視しています
現行社会ではロボット化によるコストカットだけでは貧困を解決できないのです
ちなみに3Dプリンター住宅は若者向けのつもりだったが、高齢者に人気で意外ですとの話を見ましたが、若者のほとんどは500万円すら貯められないのではないでしょうか
私はこれからの子どもたちが3Dプリンタのようなロボット技術と競争して稼ぐなんて無理があるんじゃないかなと思ってます
このへんの問題に対し、未来のビジョンというものをほとんどの大人は見せてやれておらず、旧態依然とした現実にそぐわない競争参加を強いるばかりです
ベーシックインカムを始めればこのあたりは解決するので、早く始めたほうがいいと思います