過密の問題って大きく言えば東京一極集中とかそういう話で、小さい話だと満員電車とか濃厚接触とかの話だろうと思います。
この解決案、誰かがすでに指摘していると思いますが国民配当(ベーシックインカム)で良いと思います。
国民配当があったらそもそも仕事探して無理に都心部とか行く必要ないですし、無理して満員電車とか乗る必要ないですし、外に出ることも必要に応じて小さく出来ると思います。満員電車のベビーカーにイライラする必要はありません。
密を避けろというのにおカネのために出勤している人が多いのではないかと思います。なぜか労働が生産力をギリギリで支えているという神話が誕生しがちですが、だったら労賃上がるでしょう。
ポケモンGOもそうですが直接的には熱くも寒くもない、腹も満たない情報でも人は動きます。宝の地図みたいなものでしょう。そしておカネは権利情報。おカネが足りない、しかもそれが働かなければ1円ももらえないとあれば、コロナだろうが矢弾が降ろうが外に出て集まります。都心は確かに魅力はありますが、過密で外出が多いのはおカネの都合が大きいと思います。
一方で人がいなくなっている場所の話ですが、私が今住んでるところは有名な都市の中心から10~15km程度で鉄道駅も近い、比較的人が多めの街だと思います。しかし、ここ数年で近所に空き店舗のようなところが増えてきました。デフレのせいだと思っています。
私の故郷はもっとひどいことになっています。15年以上前まで住んでいた公営集合住宅に近年寄る機会があったのですが、人の気配がないどころか窓が割れるなど荒れ放題で、文字通りの廃墟になっていました。デフレが続いているので町並みが寂れていることについては予想していましたが、育った家については想像を超えた荒れ様だったものですから、内心ショックを受けました。
公営施設なのに役所が全く手を付けておらず荒れ放題なのは、恐らくですが土地や建物を利用する予定も、美観のために撤去する予算もないからではないかと思います。
当時住んでいた時から、このような荒廃は職場だの家庭だのといった社会の様々な場を包囲していたのだと思います。人心も荒んで当然かもしれません。
満員電車か幽霊屋敷かみたいな、デフレは極端なストレスを人に強いていると思います。デフレによる荒廃は社会と人命、人心を今も蝕み、苦しみに追いやっていると思います。デフレによって本来なら不要不急で避けるべきはずの集会を余儀なくされるのだと思います。働かないと1円ももらえない仕組みはもはや何の得もありません。国民配当(ベーシックインカム)をしましょう。